診療・部門紹介
膠原病リウマチ内科
科の方針および特徴
膠原病は、本来体内にあってはいけない異物(ウイルスや細菌・がんなど)を取り除く免疫系が、間違って身体の正常な臓器や組織を攻撃してしまう「自己免疫」を引き起こすことで生じる全身性疾患です。
手足の関節や筋肉、腱などの腫れや疼痛(リウマチ症状)を生じる事からリウマチ性疾患とも言われ、他にも紅斑や紫斑などの皮膚症状、寒冷刺激等で手足の先が白くなるレイノー症状や、肺、心臓、腎臓、消化管や神経系、眼・鼻・口腔などの様々な臓器・器官が障害に伴う多彩な症状を来たします。
膠原病の多くは若年~中年女性に発症しやすいとされてきましたが、近年は高齢で発症する患者さんが非常に多くなっており、顕微鏡的多発血管炎等、元々高齢発症が多い疾患も増えています。当科では患者さんの症状や病変部位に合わせて他療科と密な連携を取りながら診断・治療を行っています。
膠原病の治療は副腎皮質ステロイド(グルココルチコイド)、免疫抑制剤、生物学的製剤、JAK阻害薬などによる薬物治療が中心です。
膠原病は多臓器を障害する上、慢性に経過し、寛解と増悪をしばしばくり返すため、疾患の多くが厚生労働省の指定難病となっていますが、膠原病分野の診断・治療法は日々進歩しており、ほとんどの疾患で生命予後の改善がみられるだけでなく、関節リウマチや全身性エリテマトーデスでは健常人と変わらない様な日常生活を送れる事も目標とされるようになってきています。
診療の概要
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎、 混合性結合組織病、シェーグレン症候群、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、 Ig4関連疾患、ベーチェット病、サルコイドーシスなどの診療を行っています。
医師紹介
久保 誠 くぼ まこと
| 職名 | 内科部長 |
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| 専門分野 | 膠原病・リウマチ |
| 認定・専門医 |
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| ひとこと | 地域の膠原病、リウマチ性疾患の診療に尽力いたします。 |
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